6.目標について

自分が何をしたいのか分からない?

目標や目的、夢が分からないという人もいる。

自分で今何がしたいのか分からない。何をしていいのか分からない。

お金はほどほどでいい。
しんどい仕事はしたくない。

そう思う気持ちはとても理解できる。

しんどい事をするぐらいなら今のままでいい。と言いたい気持ちも分かる。

でもその「今のまま」はいつまでも続かない

65歳になればそれ以降は満足に働くことができなくなる。

段々体も動かなくなってくる。

今の若者の平均寿命は、ほぼ確実に90歳を超えると言われている。

体も動きにくい、雇ってももらえない(=収入が無い)状態で30年近く生きていかなくてはならなくなる。

その時になって、「働ける時にお金を貯めておけば良かった」と思っても、もはや何もできなくなってしまっている。
 

オヤジ論になってしまうが…

(お金を貯めることだけじゃなく)何事にも一生懸命にやって欲しい。

何も立派に偉業を成し遂げなくてもいい。
楽に生きたいというなら、目標は「楽に暮らす」でも全然かまわない。

長い人生をずっと楽に生きるために、早い段階から「楽に暮らすことができる基盤」を作っていけばいい

「貯金」し始めるのは早い方がいいということは説明したが、「投資」も早い方がいい

スポーツも勉強も、小さい頃からやっている人が圧倒的に有利だからだ。

プロ野球選手になるような人は、そのほぼ100%が子供の頃から野球の練習をしている

給料のいい楽な仕事についている人も、ほぼ100%が子供の時からちゃんと勉強をした人だ

「できるだけ苦労せずに楽に生きていきたい」人ほど、「早くから投資(勉強やスキル取得などの広い意味の投資)」を始めることを勧める。

そもそも、日本人に生まれた時点で…

そもそも、日本人に生まれた時点で、世界からみればかなり有利な場所にいる。

世界には、ただ生きのびるためだけにずっと働き続けるしか選択肢がない人もたくさんいる。

その場所に生まれたというだけで、一生肉体労働をする以外の選択肢が全くない人もいる。

ご飯を食べるためだけに軍に入ったり、逃げるしかなく職業なんて考える事すらできない人もいる。

せっかく豊かな日本に生まれることができたのだから、できる事をしっかりやってほしい。

夢なんかない。楽に生きたいだけ、と言うなら「楽に生きるという目標」をしっかり達成すればいいと思う。

今この瞬間を楽するだけじゃなく、これからも30歳になっても60歳になっても90歳になっても、ずっと楽に生きれるように、ちゃんと考えて準備をしていこう

夢や目標がある人は、もちろんそれに向けて行動してほしいと思う。